PROFILE
1982年結成。
KERA主宰のナゴムレコードより1stソノシート「有頂天」、続いてアルバム「土俵王子」リリース。
当初はコントや演劇的な楽曲やステージをみせていたが次第にテクノポップやニューウェーブに変化していく。
1985年8月、NHK「TV-TV インディーズの襲来」に出演。
KERAの「カワナイカラ イケナイ」発言や「ベジタブル」のライブ映像で強烈な印象を与え、一気にライブ動員数を増やす。
チューリップの「心の旅」をパンキッシュにアレンジしたカバーが、インディーズで初めてオリコンのチャートにランクイン。
ザ・ウィラード、ラフィンノーズとともにインディーズ御三家と呼ばれ、シーンを盛り上げる。
ナゴムレコードより「ベジタブル」キャプテンレコードより「BECAUSE]をリリース、初のホールコンサートを成功させる。
1986年9月21日、キャニオンレコードよりメジャーデビュー。
セルフプロデュースによるオリジナルアルバム「ピース」「AISSLE」をリリース。
その後インディーズに戻り、メジャーの制約から解放された中で「GAN」「STOP! HAND IN HAND」をリリース。
1990年、東芝EMIより「カラフルメリィが降った街」、91年「でっかち」リリース。
1991年9月に解散。
2013、14年に「ケラリーノ・サンドロヴィッチ ミューヂックアワー」に『中・後期有頂天セッション』として参加。
2014年12月21日、同ライブにて再結成を発表。
2015年6月にミニアルバム「lost and found」をリリース。
2016年9月21日、メジャーデビュー30周年記念BOX「有頂天 in CANYON YEARS 19861988」発売。
2016年12月14日、26年ぶりのフルアルバム「カフカズ・ロック/ ニーチェズ・ポップ」(2枚組) 発売。
MEMBER
KERA
(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)
Vocal
小林一三
1963年1月3日生
劇作家、脚本家、演出家、映画監督としても活躍、数々の賞を受賞。
「ナゴムレコード」主宰。
劇団ナイロン100℃主宰。
1982年、ニューウェイブバンド・有頂天を結成。
また自主レーベルであるナゴムレコードを立ち上げ、数多くのバンドのアルバムをリリースする。
並行して1985年に劇団健康を旗揚げ、演劇活動を開始。
1992年解散、1993年にナイロン100℃を始動。
1999年
「フローズン・ビーチ」で第43回岸田國士戯曲賞を受賞、現在は同賞の選考委員を務める。
2000年
東京都千年文化芸術祭 優秀作品賞(ナイロン100℃「ナイス・エイジ」)
2002年
第1回朝日舞台芸術賞(「カフカズ・ディック」「すべての犬は天国へ行く」「ノーアート・ノーライフ」等)
2002年
第5回鶴屋南北戯曲賞(「室温~夜の音楽~」)
2002年
第9回読売演劇大賞 優秀演出家賞(室温~夜の音楽~」)
2007年
第14回読売演劇大賞 最優秀作品賞(「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」)
2015年
第40回菊田一夫演劇賞(ナイロン100℃「パン屋文六の思案~続・岸田國士ー幕劇コレクション~」、KERA meets CHEKHOV vol.2/4「三人姉妹」演出
2016年
第23回読売演劇大賞 最優秀作品賞、優秀演出家賞(KERA・MAP「グッドバイ」)
2016年
平成27年度(第66回)芸術選奨 文部科学大臣賞。(KERA・MAP『グッドバイ』)
2017年
第51回紀伊國屋演劇賞 個人賞(「ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~」作・演出、世田谷パブリックシアター+KERA・MAP「キネマと恋人」台本・演出)
2017年
第24回読売演劇大賞 最優秀演出家賞(「8月の家族たち August : Osage County」)
2017年
第68回読売文学賞 戯曲・シナリオ賞(「キネマと恋人」)
2017年
第4回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞(「キネマと恋人」)
2018年
平成30年 秋の紫綬褒章を受章。
<ケラリーノ・サンドロヴィッチ 受章コメント>
頂戴出来る物は拒まない主義の私とは言え、この度賜った章はひときわ大きな喜びです。
「もっと好き勝手やれ」と背中を押された気分。
これまで創作に関わってくれた全ての人と分かち合いたい。お客様も含めて。
とりわけ、ずっと一緒にやってきた劇団員たち、
昔自分の身勝手で迷惑かけまくったバンドメンバー、
そして、舞台では女優、家では私設秘書にしてこの上なく信頼できるアドバイザーとして支えてきてくれた奥さんと。
僕は舞台の脚本を、日々の稽古を見ながら書く方法を取っているので、俳優さんが実際に動いてくれない事には、作品一本書き上げることもままならない。
スタッフさんとも「この芝居、この制約の中で、何が出来るのか」という事を話しながら創っています。
そういう意味で私の脚本はどの作品も、皆との共同執筆だと思っています。
もし、他の劇作家や演出家、音楽家と何か違う事があるとすれば、やりたいことしかやってこなかったこと。
それから、これまで創ってきた作品の、“量×質”の総量。
この点は自己評価としては大抵の同業者の3人分くらいはいくんじゃないかと。(笑)
集中力も体力も落ち、なにかと挫けそうになる昨今の私ですが、まだまだやらねばと背筋が伸びました。
やりたくないことはやりませんが。
談 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
2019年
第26回読売演劇大賞 最優秀作品賞(ナイロン100℃「100年の秘密」)優秀演出家賞(ナイロン100℃「100年の秘密」、KERA・MAP「修道女たち」)
2021年
第29回読売演劇大賞 優秀作品賞(ケムリ研究室no.2「砂の女」)
KUBOBRYU
クボブリュ
Bass
久保 隆
1963年12月8日生
COU
コウ
Guitar
河野 裕一
1963年11月10日生
JIN
ジン
Drums
佐藤 仁
1965年7月9日生
CHOUX
シウ
Keyboards
角田 英之
1967年1月16日生